研究でわかった「モノ」と「コト」



①アレルゲンの除去を「仕組み」として考える

ホコリに含まれるダニアレルゲン(Der 1)を除去・低減することで、どのような対策を実施すれば環境が改善できるかを検証し、その改善効果を維持する掃除や手入れのノウハウを確立するため、専門医師や患者と共同研究したものがDAPです。
DAPの特徴は、家庭内のハウスダスト・Der 1量や掃除行動について「実態把握」・「改善」・「維持」のためのメニューを用いて、環境改善をサポートすることです。



②行動の変化と改善効果~掃除が環境を変える

DAPでの掃除指導などを通じて、患者や家族の意識が変わり、掃除行動や習慣が変化する中で、生活環境が大きく改善していくことが認められました。ある2つの研究機関との合同調査を行った結果、掃除指導を通じて掃除に対する意識が高まり、掃除時間が飛躍的に増大したことが判明しました。

■掃除時間の増大の状況

調査対象世帯(16世帯・8世帯)に対して、1週間の平均掃除時間とその内訳を尋ねたところ、以下のとおり掃除時間が大幅に増大しています(数値は調査世帯の平均)。




■自身の判断で掃除パターンが増加



■ホコリを視覚でとらえ、数値減少を実感できる手法

ダニアレルチェッカーの開発

Der 1量を測定部位ごとに検出できるアレルチェッカー(特許登録済)を開発、わずか15分でDer 1量が判定でき、測定部位に応じた対策を講じることを可能にしました。



■LEDライトによるホコリの可視化
目でホコリの存在を確認することで、生活者のホコリに対する意識づけや、負荷がかからない掃除方法、商品の提供の実現を目指しています。




キレイから健康へ

ホコリの現状を知る

研究でわかったモノとコト

これから取り組むテーマ